宣教

聖霊の四重奏

使徒言行録1:8 IIテモテ1:7
 遺言は残される人々に何としても伝えたい思いを綴るものです。イエス様は天に帰られる時、弟子たちに聖霊を受けるように、と言い残していきました。人間には聖霊の助けが必要だったからです。
 聖霊の働きは、大胆、力、愛、思慮分別であると聖書は語ります。聖霊を受けると、 弟子たちがそうであったように、私たちは恐れから解放され、大胆な勇者へと変えられます。また、人間的な能力の増強ではなく、神様の愛を現す大きな力が個人の能力の有無に関係なく注がれるのです。そして、無条件の愛がなく、状況によって変わってしまう不確かな愛しか持ち合わせていない私たちを、キリストの愛が支配し、隣人を愛する者へと変えられていきます。最後に、その思慮分別によって、この世界に満ちる誤った価値観ではなく、永遠に変わることのない真理へと私たちを導くのです。
 イエス様が私たちに最も必要とされた聖霊の助け。聖霊を与えてください、と本気で求めていますか?求める者には聖霊を与える、と神様は約束されました。キリストの薫りを放つためには、その聖霊の助けが必要なのです。