宣教
「雲のような証人に囲まれ」
出エジプト13:21〜22 ヘブライ12:1〜3
「キリストの薫る教会」とは「キリストが薫るわたしたち」のいる教会のことです。そこに必要なのは、あい、喜び、平和、寛容〜」の聖霊の実です。
闇は決して光に勝利することは出来ません。闇が深ければ深いほどに、小さな光も闇に勝利します。聖霊は光です。闇の正体を明らかにするのが光です。
この「闇」と同じ意味で用いられる言葉に「荒れ野」があります。そこは、野鳥や野獣の住処です。しかし、この荒野でモーセは神にまみえ、主は悪魔に勝利します。イザヤは、「荒れ野よ、荒れ地よ、喜び踊れ、砂漠よ喜び花を咲かせよ」(イザヤ35:1)と栄光の回復を告げます。神のいまさぬ所はありません。
そればかりか、それに加え、神はわたしたちと共に歩む信仰の先達がいることを指し示しています。モーセ、アブラハム、ヨセフ、預言者たち…を。おびただしい証人に雲のように囲まれているわたしたちです。んんという喜びでしょう。わたしたちの歩みは、常に勝利の中の歩みです。これらの人たちは皆、荒れ野を通った人たちでした。そしてまた、光に属する人たちです。勝利のみならず、聖徒たちとの栄光の歩みを共にできる今に感謝し、御名を讃えましょう。