156センチの視線

「我が恵み汝に足れリ」(Ⅱコリ12:9)

浪岡移住を前に、本の処理に頭を痛めています。一向に減らない本を前に、少々の自己嫌悪と同時に、「よくもこんなに買うことが出来たものだ!」と気づき、感謝が湧き起こってきました。備えられ守られてきた41年半思い起こされました。モーセが「〜40年の間、〜あなたたちのまとう着物は古びず、足に履いた靴もすり減らなかった」(出エジプト29:4)とイスラエルの民に語った言葉が日々心に響いてきます。
 不信仰なわたしも、「主よ、本当にそうでした。買っても手もつけない本が沢山あることで分かるように、生活のみならず全てのことが満たされていました。愚かなわたしをお許しください。」と祈っています。「我が恵み汝に足れリ」(Ⅱコリ12:9)の御言葉を初めての如く新鮮に感謝の内に噛みしめる日々の中です。
 浪岡に行くことを示され、それに応えることをしなければ、Ⅰ歩を踏み出さなければ、出会うことが出来なかった一つひとつです。とうとうここまで来てしまいました。後はただ、主の導きのままに、「賛美と感謝」をもって歩むことだけが残されている全です。
 「浪岡教会」の看板を5日かかって彫刻を終えました。なかなかの出来で、チョット嬉しくなっています。不思議なものです!そんな中にも、素敵な出会いと祈りの時が与えられています。その中で、通っている歯科の衛生士の方が、「先生、わたし聖書を習い教会にも行きました」と声をかけてくれました。感動!