宣教
「思いをはるかに超えて」
士師記13:2~5 マタイ11:2~7
わたしたちに見えているものは何でしょう。当たり前のことですが、同じものでも人によって全く受け止め方が違います。神様は、「わたしの思いは、なたたちの思いと異なる」と神様は言われます。聖書には、イエス様が故郷ナザレで受け入れられない様子が記されています。「この人は大工の息子ではないか。母はマリアと言い~」と躓きます。
浪岡の献堂式に出席した人が、「凄いですね、さすが顔が広い!」何という思い違いでしょう。わたしたちは容易に,神の事柄を人間のことにすり替えて何の疑問も持ちません。すべての中に、「主の時」があることを忘れてはなりません。
バプテスマのヨハネは、主の先駆者として福音書は記しています。そのヨハネが弟子に、「あなたは来たるべきお方でしょうか」と問わせるのです。ヨハネにしてなお、なのです。
「目の見えない、足の不自由な、耳の聞こえない、貧しい人は~」と主は答えます。ヨハネにしてなお!です。「力、権勢によらずして」、「人知れず愛をもて働き、音もなく世を変える」その方が、この年もおいでになられる。われらの思いをはるかに超えて!