宣教

「幸せは愛の中に」

 Iヨハネ4:7~12
 神がイエス・キリストをこの地上に遣わしたのは、私たちが「生きる」ためだと聖書は語ります。それでは、私たちは死んでいるとでも言うのでしょうか?
 陰りが見えてきたとはいえ、日本は経済的な豊かさの指標では未だに世界有数の国です。しかし、幸福度ランキングでは内戦状態にある国よりも低い位置にいます。どうしてこのような乖離が生じているのでしょうか?
 倉本聰監督は「北の国から」を通して、日本人が忘れてしまった、「足るを知る」ことを伝えたかったと語っています。幸せは一体どこにあるのか?それは、どこか他所にあるものだと言い続けられてきました。田舎より都会に、貧乏より金持ちに、ブルーカラーよりホワイトカラーに。しかし、本当にそうでしょうか?
 聖書は、幸せはどこか他所にあるものなく、今「ここ」にあると明確に宣言します。そして、その「ここ」とは、キリストのおられるところです。
 この方のもとには不足がありません。すべてを満たしてくださる希望が、今を受け入れることのできる力が、こんな私でさえ愛してくださる憐れみが、不足を数えることからの解放があるのです。