156センチの視線

2月12日「小さな群れの恵みの礼拝」

浪岡伝道所では、礼拝出席者が、弘前西教会の「祈りのグループ」一つほどの群れで守られています。礼拝後の「お茶の交わり」には、出席者全員が残り、そこでは、一週間の生活のトピックスを一人一人が話します。それぞれの考え方や生活が手に取るように伝わる楽しい時です。
 面白いことに、初めて出席する人も、楽しそうに話します。皆がうなずき、質問もします。それは和やかで楽しく、祈りの課題を分かち合う実りの時です。たがいを批判することなく、楽しく時を共有することは、この群れにとって大きな祝福の時です。さらなる祝福を信じつつ歩む、小さな群れの礼拝の大きな恵み、大きな楽しみです。
 水曜日の祈祷礼拝は、4名の出席ですが、大胆にも、先ずは、旧約聖書39巻を、一回で一巻を学んでいます。先週は「ヨブ記」でした。準備は結構大変ですが、誰よりもわたし自身が、一番祝福されています。各巻の全体像と特徴を捉えきれていないわたしにとって、皆と旧約のエッセンスを味わうまたとない学びの時となっています。
 考えました。「もし、わたしが牧師になっていなかったら?」と。多分、信仰を捨てていたことでしょう。最も不信仰な者を召された、神の憐み、キリストの愛。強いられた恩寵を覚えました。