156センチの視線

3月26日「真っ直ぐな信仰」

「どうかわたしを祝福して、わたしの領土を広げ、御手がわたしと共にあって災いからわたしを守り、苦しみを遠ざけてください」(歴代誌上4:9−10)
 これはヤベツという人の祈りです。ヤベツは「高み」という意味ですが、聖書はヤベツが苦しみの中で産み落とされたことを知らせています。彼は逆境の中にいました。しかし、ヤベツは、その境遇に目を向けて運命を嘆くのではなく、神に目を向け、救いを祈りました。そして、自分で自分の制限を決めずに、領域を広げてくださる神に信頼しました。また、自分の領域を拡大するためには、自分自身の努力に加えて、想像を超える神の働きをも期待したのです。この祈りは、父なる神に、子どもがおねだりをするような、まっすぐな祈りです。神はこれらの祈りを聞き入れられました。そして、この純粋な信仰のゆえに、彼は最も尊敬される人として聖書の中に名を残しました。
 十二年間続いてきた会堂の返済が残りわずかになりました。今後、教会の新たなビジョンに向かって「ヤベツ献金」がスタートします。ヤベツのような真っ直ぐな信仰をもって神に信頼し、不可能を可能にする神の働きに参与して、生きて働く神の栄光をともに仰ぎ見てまいりましょう!