宣教

8月27日「仕える神の姿」

イザヤ55:8 マタイ20:20〜28
 国内外の情勢を見ていると、リーダーたちの独善的な態度や、腐敗、怠慢、民を顧みない姿勢が目につきます。「リーダー不在」と叫ぶ声が世界中に響き渡っています。
 ゼベダイの親子たちは、自分たちもリーダーになりたいという願望を持っていました。しかし、彼らの視線の先には異国の王たちの権威がありました。世界の多くの人々がリーダーとしての使命を受けているので、このような願望を持ちますが、それは罪によって歪んでしまっているのです。
 リーダーシップについて、多くの失敗を経験した世界は、聖書的な価値を求めて自然と霊的な方向へと向かっています。そして、神が人に仕える、という究極の謙虚さを示されたイエス・キリストの姿こそ、リーダーシップというものの捉え方に対する人類の見解への挑戦です。もし、一国のリーダーがあなたを生かすために十字架で命を捨てるほどの方だったらどうでしょうか。もし、リーダーがあなたの不安や必要をいつも聞いてくれる方で、あなたが考えているよりももっと良いものをくださる方なら?
 それが、私たちの主イエス・キリストです。