宣教

4月8日「陰府にくだるとも―愛の勝利」

詩編31:15(口語) Ⅰペトロ4:6
 「主よ、あなたはわたしを究め わたしを知っておられる。~天に登ろうとも、~ 陰府に身を横たえようとも~あなたは、わたしの内臓を造り~」(詩編139)と。「わたしの時はあなたの御手にあります」と聖書は神を指し示します。毎礼拝ごとに告白する使徒信条に、「~死にて葬られ陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり~」とあります。
 「死んだ者にも福音が告げ知らされたのは、彼らは人間の見方からすれば、肉において裁かれて死んだようでも、神との関係で、霊において生きるようになるためなのです」(Ⅰペトロ4:6)。「生きている時も、死んでも、わたしたちは主のもの」なのです。
 「陰府にくだり」、すなわち、死の世界にまで主イエス様が自ら赴いたとわたしたちは告白しています。「罪の支払う報酬は死」ですが、「神の賜物はわたしたちの主イエス・キリストによる永遠の命」なのです。神の愛の足音は誰にも止められません。自分が後生大事に持っている物差しを放棄し、サタンの誘惑に勝利する時が訪れました。
 「陰府にまでおよぶ救いと愛を知り 主イエスと共に進み行く我と」心躍ります。