宣教

7月1日 「イエス中心の生活」

マタイ7:24〜29
 主イエスは山上で人々に向かって教えられました。神は「生と死、祝福と呪いをあなたの前に置く。」(申命記30:19)と語り、いのちを選んで祝福されるように教えました。主も同様に、二種類のたとえを用いて人々の生活に迫りました。
 やがて、山上での教えも終盤に差し掛かり、結びが語られます。それは、家の建て方についてのたとえ話でした。家を建てることは、こと日本においては一生に一度あるかないかの大事な決断となります。欠陥住宅だった場合、その失望は計り知れません。しかし、もし家を自分で建てることができたとしたら、誰が欠陥住宅に住みたいと思うでしょうか?きっと家族や自分の幸せを願って、最善の策を講じるに違いありません。では、自分の人生を家に見立てたとしたら、どうだろうか?主はそのことを語りながら、揺るぎない人生の設計をするようにと導いておられるのです。
 「どのように建てるかについては注意しなければなりません。」と使徒パウロが警告するように、日々の生活の中で建材を整え、ひとつずつ組み上げ、完成すると人はその中に住みます。その建材は何でしょうか?組み上げるためにはどう行動すべきでしょうか?
 すべてはあなたが祝福される道筋なのです。