宣教

9月2日「神の教育方針」

申命記6:4〜9
 これから起こるであろう厳しい時代に備えて、指導者であるモーセは、自分の最期を悟りながら、人々にとって必要不可欠なことを伝えました。それは、信仰とその継承についてです。
 日本においても、その未来が危ぶまれるような予測が立てられています。それに対して、私たちはどのように歩み、次世代に何を残していくべきでしょうか?時代が変わっても同じ問題に直面する私たちに対して、モーセは主なる神の言葉を生活の中に適用するように命じています。
 「子どもたちに繰り返し教え、家に座っているときも道を歩くときも、寝ているときも起きているときも、これを語り聞かせなさい」(6:7)
 モーセは律法について語りました。しかし、結果として、人々はその律法を守ることができませんでした。それが旧約の時代に記されている人の罪の深さです。しかし、主は人々を見捨てることはないと約束し、イエス・キリストを遣わして十字架につけて身代わりとし、新しい時代が始まりました。
 今、私たちが心に刻み、生活に適用し、語り継がなければならないものは、十字架と復活に表された神の愛。キリストご自身なのです。