宣教

11月4日「天国の風景」

黙示録21:1~4
 聖書には希望という言葉がたくさん出てきます。この言葉は、ピンと張り詰めた糸を表しています。
 確かな未来につながっている糸があるならば、誰しもがその糸をたぐり寄せながら、その先へと向かうでしょう。そして、確かな未来とは、どこか知らない場所にあるのではなく、今ここに、主イエス・キリストの十字架と復活のもとにあるのです。神は永遠の方であり、いのちの主です。その方がおられる限り、私たちもまた不滅です。そして、その方、主イエスは復活されたので、私たちはその方の教えにこそ、確かな糸を見出すことができるのです。
 私たちのもとを去り、天に帰られた信仰の先輩たちは、もっとも確かな未来を、そしてピンと張られた糸を残してくださいました。たとえ肉体は滅びようとも、神の御手の中に、在りし日の思い出は刻まれており、時が来るとその愛の中で再び復活して、御国の相続人として迎え入れられます。これが神の約束であり、最初からご計画されていた神の国の奥義です。
 その恵みにあずかるために人間的な努力や地位や名誉は必要ありません。ただ、主はあなたの信仰を求めておられるのです。