宣教

4月14日「神の与えたビジョン」

箴言29:18  使徒言行録20:17〜24
 神は確かなビジョンをもってこの世界を創造されました。その計画の綿密さは目を見張るほどです。それは、小さな身体の中に、地球何周分もの神経細胞が張り巡らされている私たち人間に対する計画も同様です。
 命を失ってもいい、と口にした使徒パウロは、あることに情熱を燃やしていました。それは、神から与えられた計画です。人が命をかけてもいい、と思えるのはどんな時でしょうか。それは、神のビジョンと私たちの喜びが交差する瞬間です。パウロの人生にもいろいろなことがありました。大きな失敗を犯してきました。しかしパウロ同様、神はご自身の計画が欲しいと願う人に、誰でも、いつでも、その計画を明らかにし、聖書に記されたように、その約束を果たしてこられました。
 「夢破れて」という言葉をよく耳にします。しかし、夢が消えてしまったと私たちが感じていたとしても、神の夢は今もあなたの中にあるのです。いえ、あなた自身が神の夢なのです。
 神があなたを夢見て、何千、何万もの時を越えて、今あなたがここにいます。そのあなたの喜びは、神の喜びでもあるのです。