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5月26日「私たちも神を信じたい!」

いつものように、月一回の刑務所教誨師の働きで所内に入り、クラスの教室に向かいました。部屋に入ると、担当の職員が言いました。「先生、はじめる前に、この二人が話があるそうです。」私は思いました。「お〜こわ!何を言われるんだろう。もっとこうして欲しい?つまらない?一体なんだろう?」
 お一人の方が口を開きました。「先月、はじめて先生から神の話を聞いて、先生がどのように歩んできたかを知りました。クラスが終わったあと、すぐにでも信じたいと思い、同じ作業場のこいつ(横にいた方)に話したんです。そしたら、こいつも同じことを考えていたんです。」横の方が口を開きました。「先生が歩んできた道と俺達の歩んできた道がほとんど同じなんです。だから、私たちも神を信じたいんです。そして、やり直したいんです。」
 何と嬉しいことでしょうか。その場で主を賛美しました。そして、その決断を大きく喜び、励ましました。彼らの決断は、その心の願いを実現することになるでしょう。すなわち、神の愛を知り、信じてその助けを求め、「やり直す」ということです。
 刑務所に通い始めて7月で一年になります。多くの方々の祈りに支えられてここまで来れました。そして今、そのお一人おひとりの愛と救いを願う祈りが実を結ぼうとしています。