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10月13日「本気で、命がけで信じる」

刑務所教誨師の働きに遣わされて一年が経ちました。先日、仙台矯正管区教誨師研修青森大会が開催され、東北各地から教誨師が集いました。講師は罪人の友イエス・キリスト教会の進藤龍也先生です。
 先生は講演の中で「鈴木啓之という元ヤクザの牧師が教誨師として自分を信じ切ってくれた。本気になって信じてくれた人がいたから、自分のような者が更生できた。今ここに、そんな人間が皆様を前に語っていることを感じてほしい。」と熱く語られました。
 「主がそのようにしてくださったから」これが教誨師の原点だろうと思います。進藤先生は施設の方々に言いました。「皆さん、受刑者は決して変われないだろうと諦めないでください!」また、教誨師に対しては「先代から引き継いで仕方がないから教誨師になった、という人は今すぐ辞めていただきたい。本気で、命がけで、受刑者のことを信じる人になってほしい!」
自らの教誨師としての働きの責任と重さを感じた一言でした。
 それ以降、教誨師としての今後の歩み方を主に祈っていると、刑務所の職員の方から電話がかかってきました。「先生、個人的に面接を希望している受刑者がいるんですが、個人教誨をお願いしてもよろしいでしょうか」
 青森に聖霊の風が吹き、新たな時代を迎えています。