宣教

1月26日「清められた生き方」

 ヤコブ4:7〜10
 聖書には「純粋」、「無垢」といった言葉が良いものとして出てきます。それとは逆に、「二心」という言葉が、心の定まらない状態を指す言葉として記されています。
 ヤコブの手紙の中には、「二心」を持つ人々に対して、心を清めるよう教えています。そして、心を清めるために、為すべきことも示されています。それは、神に近づくことだというのです。そうすれば、神は近づいてくださるというのです。
 主イエスはいつも共にいると約束してくださったのに、なぜ、まず私たちが近づこうとする必要があるのでしょうか。それは私たちの「二心」のためです。
 試練などで心の定まらない状態に陥った時、聖書の言葉や登場人物は何を教えてくれるでしょうか。あなたに訪れている試練や危機は、彼らには無かったものでしょうか。
 荒れ狂う世の荒波の中で、神が遠くにいると感じているのは、実際に神が遠く離れているからではなく、私たちの心が神とその御言葉から離れているからなのです。
 これまで神はあなたに何を語り、何を為してくださいましたか?そこに清さの答えがあります。