156センチの視線

5月3日「当たり前だった非日常」

 先週、何人かの方々が牧師館を訪問してくださいました。お茶を飲みながら、楽しい時を過ごし、一緒に祈るときを持つことができました。直接会うことが難しくなる中で、このように個別にお会いできることが本当に感謝です。
 先に感染者の爆発的な増加があり、おのずと集まることができなくなった欧米諸国でもzoomなどを用いたオンラインでの会合が続いているようです。しかし、何ヶ月もオンラインのみで集まってきた方々の中には「zoom疲れ」という波が押し寄せているようです。
 オンラインで集まることができるのは、場所を取らず、お金もほとんどかからず、遠方でも参加できるなどのメリットがありますが、やはり見つめているのは画面であり、顔と顔を突き合わせたいつもの会話ではありません。何ヶ月も続く非日常的な交わり。そこに疲れを感じるのでしょう。
 当たり前のように集まり、共に主を賛美し、礼拝をささげてきた方々。それが回復される時、以前の当たり前は当たり前ではないことに気付かされることでしょう。その時のことを想像し、喜びで満ちています。