156センチの視線

6月7日「眠らない主」

 今週から会堂に集まっての礼拝が再開します。これまでオンラインでの礼拝を継続してきましたが、それは集まることとは違った、また別の恵みが与えられる良い機会となりました。
 しかし、ネット環境がない方々やZoomの導入ができない方々は毎週会堂に集まって来られました。そして、口々におっしゃっていました。「やっぱり会堂がいい。」、「皆さんにお会いできて嬉しい。」など。
 教会の誕生を記念するペンテコステを祝うため、主が再び私たちを集めてくださいました。当たり前のように会い、励まし合っていたことが当たり前でないことを噛みしめる喜びの時です。
 私たちがステイホームをしている時、神の国の拡大はストップしていたかのようでした。各地から聞こえてくるのは、礼拝を中止せざるを得ない、教会の存続が心配、といった後退を連想させる声ばかりでした。
 しかし、ある先生がおっしゃいました。「コロナウィルスの影響でステイホームという言葉が定着したけど、信仰までステイしないようにしないとね。」
 先週は浪岡教会に新しい兄弟姉妹が加えられました。どんなときでも、主の歩みを止めることはできません。「見よ、イスラエルを見守る方は まどろむことなく、眠ることもない。」(詩篇121:4)