宣教

9月27日「希望の約束」

 エレミヤ29:10〜14
 不信仰のゆえに偽りを握りしめ、まことの神から離れていったイスラエルの民は、異国の地にいました。そこでは、原住民からののしられ、異教の教えを守ることを強要されました。そんな彼らに預言者は神の約束を伝えるのです。
 困難な現実を前にする時、私たちは自分を責めたり、他人のせいにしたりと、どうにかしてその苦しみから逃れようと過去に心を向けないでしょうか。それは防衛本能のように、私たちに一定の納得や後悔をあたえてくれるものでしょう。しかし、神の約束は常に現在と未来に向かっています。そして、その未来には希望があると約束しているのです。やがて異教の地から故郷に帰ってくる時、イスラエルの民は語られた神の約束が真実であったことを体験することになりました。
 神が計画する私たちの未来は、日々巻き起こる問題が解決することを意味しません。どんなに素晴らしい事が起こっても、解決があったとしても、それは次のステップへの通過点に過ぎません。人々が求めるリバイバルでさえ、通過点に過ぎないのです。
 神は良いお方で、約束に忠実な方です。あなたが勝利者であることは疑いなく、失敗も成功も、主が偉大な勝利を得るための証となっていくものです。