156センチの視線

1月10日「あおいくま」

 今年の浪岡の雪は「もの凄い!」の一言に尽きます。12月中だけで、昨年の総積雪を遥かに超えています。弘前に行くと、「ワー なんもね!」です。1週間共に過ごした牛山家の「めごこ」たちと別れた次の日は、今年最初の祈祷礼拝でした。
 その後、妻の買い物の運転手としてドラッグストアに付き合いました。会計を終わって籠に商品を入れている時、一人の女性が近づいてきて、ためらいながら「石川牧師……?」。「はい、そうですが。」と答えると、「やっぱりそうだった!時々見かけていたんですが、なかなか声をかけられなくって」とそれは嬉しそうな笑顔。聖愛で授業を受けていたとのことで、妻のことも知って「先生」と言っていました。「いろんな授業の中で、聖書の時間は、心が豊かになる楽しい時でした」と、しばらくお話しして、「今は毎週3回、弘前の病院に行っているんです」とのこと。分かれる時に、外でしたが、ご本人と病気、ご家族のことをお祈りさせていただきました。しっかり胸に手を組んで祈っている姿に心打たれました。
 「あおいくま」をおもいだしました。「あせるな おこるな いばるな くさるな まけるな」です。イエス様が一緒(インマヌエル)の今を生きるようにと促され原点に帰るお年玉をいただきました。