156センチの視線

11月28日「神の言葉の力」

 先週、急に召されたMさんの葬儀を執り行いました。召される前の週も、夜の祈祷会に出席され、息子さんのご結婚が決まったことの喜びと、次の週からのご予定を楽しそうに話しておられたので、娘さんから訃報を伺った時、まったく信じられませんでした。
 愛するMさんの突然の別れを前にして、ご家族はそれぞれにご自身を責められたり、悔しさを口にされておられました。もちろん、教会の方々も一様に驚きを感じられておりました。
 葬儀が終わり、娘さんが教会を訪れてくださいました。そして、2019年に召されたお母様の葬儀を西教会でもったこと、そして今回のことを踏まえて、本当に教会で葬儀をして良かった、と感じられたそうです。「こう言ってはなんですが、とても励ましを受けました。これから家族で新しい一歩を踏み出していこうという気になれました。」と語ってくれました。
 教会の葬儀にはじめて参列された方々もおいでだったそうです。そして「とても希望に満ちたメッセージを受け取れました。葬儀の前は、『何かしてあげられなかったか』と思うところがありましたが、天国に行くことができたんだと思うことができました。」
 Mさんとの出会いを心から感謝し、御国での再会を胸に、ご遺族の慰めをお祈りします。