156センチの視線

3月20日「賜物が生かされて」

 先週の木曜日、弘前シオン教会の高木先生とお話をする機会が与えられました。先生は来年度から東奥義塾の聖書科講師になられるため、事前の準備のために来られたのです。
 あらゆることに心を砕いておられる先生の真摯な姿勢を見ていると、私も最初の一年目はとても大変だったことを思い出しました。新しいことに挑戦することはとても勇気と力のいることです。しかし、主が先生のような情熱的な方を高校生たちのために選んでくださったことを心から感謝しました。
 先生はおっしゃいました。「私はイエス様のことをどうしてもお伝えしたいんです。しかし、どのように伝えるべきか、他教派の私が言って良いことと言わないほうが良いことの線引きが今ひとつ分からなくて不安です。」とおっしゃいました。以前、先生が東奥義塾でメッセージをしたときのことを「配慮しすぎて当たり障りのないことしか言えなかった」と悔やんでおられました。その誠実さに心打たれました。
 「先生が主に選ばれたということは、先生らしさ全開で良いと思いますよ。」まるで自分に言い聞かせるように、そうお伝えし、祈りを合わせました。
 主に期待して新年度を迎えることができそうです。