宣教

10月2日「神の世界」

Iペトロ1:20~25
 エタニティ、アイオーン、エテルネルマン、エーヴィヒ、ヨンウォン、永遠。世界中に「永遠」という言葉のない国はないでしょう。では、その国々では、国内に永遠に存続する場所でもあるのでしょうか。とんでもありません。新品が中古になるように、私たちの住む世界は、有限の世界ですから、永遠の場所や物など存在しません。それでは、なぜ「永遠」という言葉が存在するのでしょうか。
 量子物理学の世界では、人の意識下にあるものはすべて存在するのだといいます。ですから、永遠は存在するのです。でも、この世界にないとしたら、どこにあるのでしょうか。
 聖書はこの領域のことを霊的な事柄として取り扱い、すべては神に帰するものだと伝えています。永遠は神のものなのです。その言葉は変わらず、愛は尽きず、決して見捨てない方。その存在そのものが永遠を指し示しています。
 しかし、二次元が三次元を理解できないように、私たちは神を理解できません。その次元の違いを超えてこられた方、それが主イエス・キリストです。
 あの十字架、そして復活、その歩み。まさに天国という無限が有限な世界に舞い降りた姿です。