156センチの視線

1月8日「新しい年に」

一年ぶりに帰省した川崎は、毎日天気に恵まれ、暖かな、それでいて乾燥した関東らしい気候でした。
 こうして毎年、親族で集まっているわけですが、私たちが子どもの頃からどんなに小さい子も、みんなの前に立って、昨年の出来事と今年の抱負を発表するのがしきたりです。年老いた親世代の声を総合すると、このような会は、企画するのも集まるのも大変なものだが、是非とも続けてほしいとのことでした。私はずいぶん前からその意見には大賛成です。
 会が進んで私たちの順番になり、家族4人で前に出ました。私は元旦礼拝の説教でも語らせていただいた神の言葉に従うと想像を超える出来事が起こる、という神様の計画に則ったダイエットのことを話しました。そして、「聖書は本当に素晴らしいものです。みなさんにもぜひ、読んでいただきたい!」と話すと、みんな大笑いしながら、うなずいてくれました。
 親族の皆さんは私がどれほど親に迷惑をかけてきたかよくご存じです。自分の身内である母を苦しめてきた息子です。そんなどうしようもない甥っ子を、優しい眼差しで見守り、真剣に聖書を勧める姿に喜んでくださる人々にただ感謝が溢れました。
 親族の中でクリスチャンは私以外にもう一人。さあ、今年は新たな弟子が生まれるでしょうか。楽しみです。  牛山