宣教

4月9日「信じがたいものを信じる」

ルカ24:1~12
 十字架の後、三日目に蘇る。これは主イエスが繰り返し弟子たちに教えていた出来事でした。しかし、十字架も復活も、目の前の素晴らしい方に起こるはずもない出来事として、弟子たちには信じがたいことでした。
 やがて、十字架が起こり、埋葬された墓に女性たちが近づくと、信じがたいことを告げられるのです。主が生きておられると!
 主は新しいことが大好きです。何もない混沌に秩序を創造し、数ある動物たちの中に、ご自身に似た存在を創造し、高齢者に出産させ、乙女に身ごもらせ、新しい掟を与え、神でありながら傷つき、新しい墓に葬られ、はじめて栄光の体に復活されました。その復活を最初に告げられたのは、当時の社会では数にも含まれない女性たちでした。
 主が為してこられたすべてのわざは信じ難さで満ちています。簡単に受け入れられる話では到底ありえません。知の都アテネでは、復活の話をした途端、人がいなくなりました。
 あなたが経験されたこと、この世の常識、そのすべてを凌駕すること。復活の主はあなたの人生にも同じことをしたいのです。