156センチの視線
11月19日「主が用いる」
コロナの騒動の中、刑務所教誨のクラスの定員が12名から6名に減ってしまいました。それは、緩和されてからも続いています。なんとか数が増えて欲しい、せめて元に戻って欲しいという祈りをいつもささげてきました。
先日の教誨の後、職員の方が迎えに来てくださって、廊下で話しをしました。そして、こんなことを仰っていました。「もしかしたら、受講している方々が口コミで拡げているのかもしれませんが、願箋(がんせん)が16名分出ていますよ。」
現在の受講者が6名で、その他に希望者が16名です。おそらく、このままの定員数でいくと、その16名の方々のうち、福音に触れずに出所される方々もいらっしゃるはずです。そこで、教会に帰ったあと、いつものように、定員数が増えるようにと祈っていると「私は彼らをも用いたい。」という主の声が聞こえてきました。
弟子が弟子を育てる。初代教会の本質を学んでいながら、この発想が自分の中から出てこなかったことに恥ずかしさを覚えつつ、受講されている方々の口コミで拡がっているなら、なおのこと、彼らが福音を伝えていけることに気付かされました。
次回から、彼らを所内に派遣するクラスへと主が導いてくださるでしょう。 牛山