宣教

7月14日「神に不可能なこと」

列王下13:22~23  ローマ11:29~36
 マリアに天使は、「神にはできないことは何一つない」(ルカ:1:37)とイエス様を身ごもることを告げます。「神に不可能なことはない」ことを聖書は語り続けています。私もそのように教えられ、信じるようにしてきましたし、伝えてきました。
 しかし、聖書は、一方で「神に出来ないことがある」ことをはっきりと伝えることに気づきました。それは、『人間を見捨てること』です。「ヨハネ3の5」としてよく知られている、「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」これが神様の御心であることを、わたしたちは知っています。
 神様は、「いつ、どんな時」にもわたしたちを愛し、わたしたちの名前を呼んでおられるということを信じることが、わたしたちの信仰です。
 「神様に不可能などない!」と信じることとは、どんなことでしょうか?それは、「神様はわたしたちを見捨てることができない」ことを信じることでこれが、「神は愛である」ということです。
 「神の賜物と招きとは、取り消されないものなのです。」とある通りです。神の不可能の上に、わたしたちの信仰は守られているのです。ハレルヤ!