156センチの視線

12月22日「神の憐れみ深さ」

 不信仰な牧師の独断的な導きにより、教会が危機に陥りました。しかし、辛抱強くとどまり、祈ってくださった方々の信仰に基づく忍耐により、徐々に聖霊の火が取り戻され、激減した礼拝出席が増加しています。
 主が教会にくださったイザヤの預言の御言葉「新しいことをわたしは行う。」という約束は真実でした。新しいことをするのは牧師ではなく、「わたしは行う」とおっしゃる主だったのです。当たり前のことなのですが、そのことを忘れてしまった傲慢さに、教会全体を巻き込んでしまったことを猛省していました。
 ところが、子どもたち、若者たち、そして、新たに教会を訪れてくださった方々。教会での交わりを喜んで下さる方々が加えられ、久しぶりに受洗者も与えられました。
 また、教会全体での懇談会においても、様々なご意見が与えられ、祈りから祈りへと向かう流れが継続され、教会が何を大切にしてきたかがしっかりと見えてきたように思います。
 不甲斐ない牧師に大いなる憐れみを注ぎ、教会は私のものだとおっしゃる主の権威が取り戻され、集う人々にその愛の目が注がれています。
 教会が教会になっていく姿を見ることができ、このクリスマスの良き日、喜びが増し加えられています。