156センチの視線

「平和を実現する人々は幸いである」

 23日(火)は沖縄戦終結から70年、「慰霊の日」沖縄の全戦没者を悼む「慰霊の日」を迎えました。以前、沖縄を尋ねる機会があり、青野和彦さんに「ガマ」を案内していただいた時のことを思い出しました。
 安倍内閣によって暴走している、安全保障関連法案の進め方は上記を逸していると言わなくてはなりません。憲法違反であることは言うに及ばず、あの高かった支持率は39%まで下落しています。これはただ一つ、明確な憲法違反である法案に対する疑義への「ノー」に他なりません。この法案は明らかに「戦争法案」そのものです。
 それにしても、自民党の公明党の良識はどこへいってしまったのでしょう。この暴走を止める力が全く機能していないのは、「力こそ正義」とするこの世の常識が、すなわち、悪魔の論理がお横行していることの何よりの証明です。第二次大戦において、教会が「戦争協力」したことを決して忘れてはなりません。
 最も大きなサタンの力は、戦争という形として現れます。戦争は神の御心では決してありません。教会は、わたしたちキリスト者は、いかなる戦争をも肯定してはなりません。いかなる戦争にも正義はありません。
 「平和を実現する人々は幸いである、その人たちは神の子とよばれる。」(マタイ5:9)のです。平和は私たちに託された、「神の働き」なのです。