宣教

「希望は欺かず」

イザヤ43:19〜20 ローマ5:1〜8
 「希望」、それはわたしたちと天国とをつなぐ糸です。わたしたちはこの糸に助けられ、様々な試練の中にも顔を上げて毅然としていられるのです。希望はわたしたちの視線を自分の疲れた足から、高みの道から眺める素晴らしい眺望へと移してくれます。主イエス様と共に歩む道こそ、天国に通じる希望の本道なのです。
 旧、新約聖書は共に「希望の書」です。「信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認すること」(ヘブライ11:1〜)を生きた人々で聖書は満ち溢れています。
 それは、わたしたちの側に、一片の希望のない時でも、否、それ故にこそ、希望の源である神が共におられるということです。わたしたちは、キリスト・イエス様による真実の希望に守られているのです。実に、わたしたちの「希望は失望に終わることはない」のです。キリスト・イエス様によって、「荒れ野に道が、砂漠に大河が流れ」るのです。荒れ野、砂漠はわたしたちの人生であり、世界そのものです。
 キング牧師は「わたしには夢がある」と宣言しました。イエス様の十字架と復活により、虚無は打ち破られています。希望は欺くことはありません。