宣教

「神の思い人の思い」

     詩編23:1、フィリピ4:10〜13
 あなたは幸せですか?と聞かれたらどう答えるでしょうか?もし、幸せでないと感じているとすれば、どうなったら、何を得たら、幸せになると思いますか?願望を持つこと事態は人間の自然な感覚として当然のことですが、行き過ぎると重荷になってしまいます。ダビデは、「主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。」と言います。パウロは様々な身体障害をもっていたとされていますが、「自分の置かれた境遇に満足することを習い覚えたのです」と言います。この二人に見る幸せの共通点とは一体何でしょうか?
 私たちの持ち物は誰のものでしょうか?私たちのものですか?いえ、ヨブが言うように、裸で母の胎を出て、裸で帰るのです。そして、その持ち物が私たちの価値を決めるのではありません。神はうわべを見ず、心を見ると聖書は言います。神はあなたが何を着ているか、いくら持っているか、といったことに興味がありません。あなたの存在そのものに興味があり、愛しておられるのです。
 乏しさから解放され、満ち足りることを「習い覚え」ることを始めませんか?不満という重荷を神に委ね、軽装で旅立つのです。