156センチの視線

「すべてに感謝」

 浪岡に移住することが決まってから、この時を知っているかのように、思いもかけない方々が訪ねて来られたり、連絡をくださったりで感謝が溢れます。
 主が「わたしはあなたの祈りを心に留め、時を用意しているんだよ。」と言ってくれているのを感じます。「祈りが覚えられている」事を知ることは何という恵みでしょうか。このことを通して、「聞かれない祈りも、聞かれている祈り」であることが解ります。一つだに「地に落ちることはない祈り」を知り、信仰によって歩むことの豊かさを喜ぶ者とされます。
 「希望は失望に終わることはない」ことを噛みしめるよき機会ともなっています。「今、ここに」与えられている全てが恵みなのだと。さまざまなことを通し「初めの愛に立ち帰る」よう促されています。
 そんな中、今まで以上に弘前西教会のために祈り、働く力を与えられています。今、ここでなければできないことの多さにたじろぎつつも。
 今、最も頭の痛いのは、引っ越しです。何一つ手がついていません。「本」を見る度にため息が出てきます。引越し屋さんは「ダンボール箱を120個プレゼントします!と言ってくれましたが」…。目眩が!思い入れがある分、処分のための労力が思いやられます。
 東京から帰ったら…などと思うと、帰りたくなくなてしまいそうです。これにも、「感謝」が一番の力となるようです。そう!すべてに感謝です!