156センチの視線

「知らない世界との出会い」

 毎週、火曜日は義塾の説教と授業の日となっています。浪岡に来てから、雪の降る前でも1時間弱、弘前に住んでいた時の倍の時間が。そして冬!雪が積もるにつれて渋滞で到着時間がだんだん遅くなり、ついには2時間。とうとう先日は説教に間に合わなくなり途中で電話を入れる羽目に!浪岡在住の先生に聞いたら、ほとんど直線コースで1時間弱で到着できる道を教えていただき感謝!聞くこと、教えていただくことの大切さを今一度学びました。
 授業後は、毎週6名の方の訪問に出かけます。綺ちゃんの自宅や病院もその一つです。先日、お母さんの康さんが、「先生、輸血って本当に大切なんです。できれば皆にそれを伝えたい。」と切実に話されました。「輸血って出血多量の事故ばかりではないの。輸血溶液は『ガン』の治療に一番多く使われるの。青森県は輸血者が少なく、先日も使われた血液は沖縄のものだったの。寂しくなってしまった」と。
 調べてみたら31番目でした。弘前ではよく整った「献血センター」が駅前にあって、非常に整った施設だとのこと。妻に聞いたら知っていました。今一つ、知らない世界と出会いました。面目もありません。「深い傷と流れる血に~」(301)の讃美歌が浮かんできました。10日からレント(受難節)