156センチの視線
「神は愛である」
山本綺ちゃんが帰天されました。10歳、あまりに早い地上での生涯でした。ご両親の、ご家族の上に主の慰めをひたすら祈りつつの葬儀の全てでした。ご家族の危機と直面する日々の中での濃密な生活は、80年を共に生きる以上の命の出会いでした。神様の御計画はわたしたちには理解できないものがありますが、わたしたちは、「それでも、永遠なる神は愛」であり、かつ「インマヌエル」なるお方であることを信じ、祈りつつ共に歩み続けたいものです。
先週の日曜日は、弘前での礼拝と役員会を終わり、浪岡に急いで帰りました。それは、浪岡で15年前に伝道を開始した「ふるさとキリスト教会」の中島牧師と懇談の時をもつためでした。ふるさと教会は15年前、保守バプテスト同盟の開拓伝道地として、弘前出身の中島牧師夫妻が始めた教会です。
歴史は浪岡伝道所のほうがはるかに古いのですが、今日では「ふるさと教会」のほうが地域に根付いて良き働きをしています。浪岡伝道所が更なる福音宣教の働きを進めるためにも、ぜひ今日までの歩みを学びたいと思い、時間を割いていただきました。よき学びの時となり感謝でした。伝道に特効薬はないこと、ひたすらみ言葉に聴き、愛を生きる以外にないことを。「初めの愛に立ち返る」(黙示録2:5)ことの大切なただ一つの道を知らされ感謝でした。