156センチの視線

7月17日「出かけて行って」

月曜日、富士見教会の石田副牧師とお会いしました。20代の若い先生ですが、特に子どもや若い人たちとの関わりについて熱い思いを持っておられる方です。昨年の11月から毎月お会いするようになって、共に祈る時を与えられ、多くの恵みを受けています。
 石田先生は子どもたちに出会うため、公園に足を運び、そこで一緒になって遊ぶそうです。子どもと同じ目線に立ち、子どもたちとともに笑い、話を聞き、時を得て御言葉へと導きます。その姿勢はイエス・キリストの姿と重なります。神でありながら人として私たちの世に来てくださった主は、私たちと同じ目線に立ってくださった方です。
 「全世界に出て行き、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。」(マルコ16:15)
 今まで、私は教会に人が来ることを喜びとし、人を教会に呼ぶことばかり祈っていました。もちろん、教会に来て、御言葉に触れ、祈りと交わりを通して変えられていく方々がいるのは事実です。そういう方々が多く与えられるのは素晴らしいことでしょう。しかし、教会の扉を開いて待っているだけでは、主が出会いを与えようとしてくださっている方々に出会えないのではないか。石田先生の歩みを通して、主の招く声が聞こえています。「出かけて行きなさい」