宣教

5月7日「冒険への招待 II」

ヨシュア3:7 ヨハネ14:11〜14
 握りしめていた舟の縁から手を離し、荒れ狂う水の上を歩こうとする時、ペトロはイエス・キリストの命令を待ちました。「来なさい」という命令があってはじめて、彼は水の上を歩くという神の出来事を体験したのです。舟の外に出ることは、不可能への挑戦であり、祈りが絶対的に必要であることは言うまでもありません。
 ヨシュアは、偉大な指導者であるモーセ亡きあと、神が語られたことを信じました。それは、「今、激流のヨルダン川を渡って、私が与えようとしている土地へ行きなさい」という内容でした。簡単に避けることができたであろうこの命令を受け入れ、従っていった時、彼はたとえ自分にその力がなくとも、神が大きな力を示すことを知ったのです。
 聖書は永遠に変わることのない神の普遍的な法則を教えているものです。祈りによって示された神の命令に従って行動する時、私たちは不可能を可能にし、今も生きて働き続けておられる神の姿を垣間見る特権が与えられているのです。モーセに、ヨシュアに、ペトロに起きたことは、同じように私たち一人ひとりにも起こるのです。