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5月21日「畏れるべき主の御業」

先週の日曜日、復活のキリスト教団東京教会で御言葉を取り次ぎました。私のことを日本のビリー・グラハムになるように祈り続けてくださっている清水広子さんは、足腰が不自由で、独力で教会に来られません。しかし、神はそのことをも益としてくださり、息子さんが教会に連れてきてくれるようになったばかりか、礼拝の司会まで担うようになったという奇蹟を目の当たりにしていたのです。今回、その息子さんが外せない用事があったということで、清水さんにはお会い出来ないとの連絡を受けていました。
 日曜日の朝、教会に着いて、清水さんの娘さんとお話をしていました。すると、彼女の携帯電話が鳴って、驚きの声を上げながら言いました。「お母さん、急に来られるようになったみたいです!」
 その日、神は「敬ちゃんに会いたい」という、一人の女性の熱心な祈りを聞いてくださいました。その方法は驚くべきものでした。清水さんの家の隣に住む男性が朝やって来て、「教会に行きたい」と声をかけてきたのです。その男性は今まで一度も教会に来たことはありませんでした。
 私は清水さんにお会い出来ないという話を聞いてから、祈ることさえしていませんでした。しかし、主はこの不信仰な私にも憐れみを注いでくださったのです。その日の礼拝は、聖霊の確かな臨在を感じられる素晴らしいものとなりました。