宣教

2月25日「偽りからの解放」

ヨハネ8:39〜47
 はじめに天地を創造された時、神はそのすべてのものを完璧につくられました。しかし、アダムとエバが神に背いて禁じられた実を食べたときから、神と人との関係、人と人との関係は破壊されたと聖書は伝えています。そして、その罪を取り除き、神と人との関係を回復し、人と人の関係をも修復する救い主が来られたことを、私たちは信じて救われました。しかし、罪が取り除かれたはずなのに、未だに心の中には不安や悲しみ、怒りが満ちていませんか?そもそも、人が罪を犯す原因となったものは何でしょうか?
 主イエスは、聖書を知り、救われていることを知り、人々を神のもとに導き、指導する立場の人々に対して「わたしの言っていることが、なぜ分からないのか。それは、わたしの言葉を聞くことができないからだ。」と言って、人々が神の声ではなく、むしろ偽りの父からの声を聞いていることを明らかにしました。その偽りの父こそ、人に罪を犯させる原因になった蛇の姿なのです。人は騙されて罪を犯したのです。そして、人を騙すために偽りの父が用いたのは、人の中にあった弱さに対するささやきでした。
 もし、私たちが主なる神からの声を聞くことができるようになったなら、何が偽りで、何が真理かをはっきりすと悟るようになるでしょう。