156センチの視線

3月18日「主が前を行かれる」

 岡本さんご一家の送別会を前に、教会での出来事や家族の写真を眺めていました。特に、子どもたちの写真に目が止まりました。はじめて歩いたときの感動、はじめて言葉を発したときの興奮、会話が成立したときの喜び。子を育てながら、私たち罪人を子としてくださる父なる神の大きく深い愛を思い知っていく日々でした。
 教会の方々や、私たち夫婦はもちろんのこと、一緒に育ってきた私たちの子どもたちにとっても、岡本さんご夫妻、立人くん、築人くんの存在は大きく、教会以外の場所で会う時、とても嬉しく、そして心強く感じました。「こんなに素晴らしい方々と一緒に、神を信じる家族として一緒に歩めるなんて」と日頃から思っていたものです。
 これからも、岡本さんご一家は、それぞれが神のことばに生き、出会う人々を解放し、教会の家族を励まし続けていくのだろうと思います。私たちがそうだったように、次に出会う方々は幸せだな、と羨ましく思うとともに、その幸せを私たちだけのものとして独占しないようにとの神の声が聞こえてくるようです。
 大きな喪失感があります。しかし、主が前を行かれます。主の示される新しい季節へ旅立たれる、岡本さんご一家の祝福を祈ります。