宣教

12月2日「天の架け橋」

ヨハネ1:43〜51
 ナタナエルは主に出会い、いちじくの木の下にいたことを告げられました。それは、居た場所を当てられたこと以上の驚きが、彼にはあったのです。いちじくの木はイスラエルの人々にとって特別なものだったからです。彼がいちじくの木の下で何をしていたかは推測の域を出ませんが、彼は主がいちじくの木の下で何をして、何を考え、何を願っていたのか、それを告げられたと悟ったのです。
 偽りのない本当のイスラエル人だと称賛されたナタナエルは、人の前で強がったり、人を欺くことがなかったのでしょう。そして、自分が弱く、神に頼らなければならないことをよく知っていたひとだったのではないでしょうか。真のイスラエル人、つまり信仰者とは、自分の弱さをさらけ出し、神に頼ってその栄光を見ることを望んでいる人です。主は彼を見つけました。
 あなたは自分に救い主が必要だと心から願っていますか?もし、あなたが願うなら、主はあなたのところへ出向き、見つけ出し、悟らせてくださいます。そして、この方を通して神の御心が示され、まるでこの方がはしごの役割でもしているかのように、天と地とを結ぶ方であることを知ることになるでしょう。