宣教
2月17日「完成を見る神」
ローマ8:28〜30
物事がうまくいかない時、この聖書の箇所を引用することが多くあります。そして、万事を益としてくださる神の約束は、まったくもって真実です。では、なぜ神は万事を益としてくださるのでしょうか。
聖書のいたるところに、神が天地創造の前から私たちをご存知であったと記されています。時限的な世界の誕生の以前から、神は私たちをご存知だったということはどういうことでしょうか。
また、聖書の登場人物たちがいかなる状況にあろうとも、神は彼らの未来には希望があることを語り続けてこられました。つまり、神は私たちのゴールから今を判断しておられるということでしょう。そして、神は永遠を生きる方であり、時間に制限されないということも忘れてはなりません。神を信じる人々が主イエスと共に王座に着いていることが現在形で語られている箇所を見ても、私たちの存在がどれほどのものかを垣間見ることができます。
そして、神は私たちが栄光に満ちた生涯を送るために、すでにその道筋を用意してくださっているということです。何かをしてしまって後悔する時、私たちはそこに戻って別の道を行くことがあり得るでしょうか?いえ、神は私たちがどんな選択をするかさえも、予めご存知なのです。それでもなお、神は私たちを忍耐をもって見続けておられるのです。