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3月3日「主を信じ、より頼む」

7年前の2月、あるカップルが婚約式を上げました。女性はすでに働いていましたが、男性は仕事もない学生でした。先行きは不透明でしたが、不思議なことに、この婚約に誰も反対する人はいませんでした。親をはじめとしたすべての人々は彼らを心から祝福し、その歩みの上に必ずや主なる神の恵みが降り注ぐであろうと信じていました。なぜなら、その出会いは神を通して与えられたと考えうるに十分すぎるものだったからです。
 婚約の後に結婚した彼らは、その歩みにおいて一つひとつの道が閉ざされ、思惑通りにならない、祈りが聞かれないという中を通され、決断を迫られるときが訪れました。そして選んだのは、全く新しい道でした。
 今、彼らは喜びに満ちています。子どもたちに囲まれ、人々の愛と祈りを感じ、互いに仕え、愛し合う共同体の中で歩んでいます。これは私のことです。
 今日、婚約されるお二人と境遇が似ています。だからこそ、主なる神に頼るお二人に同じ祝福がないと誰が言えるでしょうか。そうです。主はお二人をしっかりとふところに抱き、ご計画に従って最高の人生を用意しておられます。今はその片鱗しか見えていないかもしれません。やがて嵐の中を通されることもあるでしょう。しかし、主を信じるものの人生は、失望に終わることがないのです。