宣教

8月25日「神の国への入国審査」

マタイ18:1〜5
 主イエスは「悔い改めよ、神の国は近づいた。」と宣教を開始され、ある時はたとえ話を用いてわかりやすく、神の国について人々に教えられました。主の宣教のテーマは神の国でした。そして、弟子たちにも神の国を宣べ伝えるようにと派遣されています。弟子たちをはじめ、使徒パウロも、いつでも宣教のテーマは神の国でした。ところが、神の国は将来完成するものとして強調され、現在の教会で語られるテーマは神の国のごく一部を切り出したものと言えるでしょう。  しかし、神の国の現れは現在の事柄です。主はその入国審査について、明確に語っておられます。「〜でなければ、神の国に入ることはできない」といった具合に。将来、神の国が完成する時には、このような審査もいらなくなるでしょう。しかし、地上における生活の中で神の国に入りたいと願うならば、主が教える入国の手続きを通る必要があるのです。
 愛、赦し、癒やし、解放、その他、神から受けた素晴らしい経験があるとすれば、それこそが、神の国の力の現れです。生活のあらゆる領域で神の国を体験することを招いておられるのは、神ご自身です。
 その招待状を持って、入国審査を通りましょう。入国できるかどうかは、あなた次第なのです。