156センチの視線

2月9日「地境を拡げて」

 毎朝のサラの散歩とテレビ体操を挟む、1時間の「ディボーション」-聖書と祈りの時を持っています。幾冊かの信仰日課の読書に加えて、以前、少し触れましたが、『一日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』を続けて読んでいます。
 日曜日:宗教(世界の主な宗教とその教義を概説)。 月曜日:歴史(西洋文明の発展に貢献した人々や出来事)。 火曜日:文学(偉大な作家の生涯と代表作、詩や小説等のあらすじ)。 水曜日:視覚芸術…。 木曜日:科学…。 金曜日:音楽…。 土曜日:哲学…。という具合です。
 正直言って、大変に難解です。すべてが十分に理解できないのはもとより、木曜日の「科学」は、特に、内容が理解できません。ゆっくり読めばいいのですが余裕がありません。読むだけです。
 「分らないことがたくさんある! 否! 分からないことだらけ!」嫌になってしまいます。忙しい時などは、腹さえ立ちます。それでも読み続けています。分らない沢山の人々に、ことに支えられている自分を知るため、誠実に生きるために、大切な時間と考えて踏ん張っています。
 傲慢な、自分一色の世界を脱ぎ捨て、独りよがりに別れを告げ、虹色の世界と喜び出会う為、全てのことに感謝することを学び、祈るために。