宣教

10月4日「天国の大使として」

ガラテヤ3:5〜11
 主なる神は、主を信じる人々をご自身の子どもとしてくださっています。その約束は、かつて一人の人に与えられたものでした。それがアブラハムです。
 彼は年老い、子どももなく、不妊の妻と暮らしていました。そこに主が約束を与えました。それは、子孫が繁栄するということです。しかし、彼には子どもがなく、妻も不妊でした。人間的に見たら不可能なことで、彼自身もそのことを疑いました。そんな彼に、主は星の拡がる空を見せて、ご自身の偉大さを示されたのです。そして、アブラハムは神を信じました。彼がどんな人か、疑っているか、状況は最悪か、そんなことは関係ありません。神はアブラハムが信じたことを喜ばれ、彼を約束のとおりに扱われました。
 私たちもアブラハムと同じ祝福を受けることができると聖書は宣言します。しかし、律法主義という考え方がこの素晴らしい約束から私たちを遠ざけます。神が不要だとしたものを、私たち人間が付け加えているとしたら、どれほど悲しむべきことでしょうか。
 私たちはさながら神の国の大使のようなものです。あなたを祝福する人を神は祝福し、あなたを迫害するものを呪う。神が約束された素晴らしい福音を届けるため、あなたにはすべてが与えられています。