156センチの視線

10月25日「切なる祈り」

 弘前市で新型コロナウィルスの感染者が日々確認されています。当初、クラスターの発生源となった飲食店はでは体調不良を訴えた方々がいらして、保健所に問い合わせたそうですが、検査には至らなかったそうです。その時検査をしていれば、とは思うものの、地方の病院は感染症の患者のために用意された病床が少ないこともあるのでしょうか。
 非常事態の中で、各自が難しい判断をしなければならない日々が続いています。突如として予定外のことを強いられる場面も増え、多くの方々が疲れ切っているのではないかと思います。
 しばらく集まっての礼拝を継続できていましたが、ここにきてオンラインの礼拝が再開です。遠隔地の方々が一同に介せる、交通費がかからない、時短になる、などオンラインのメリットは計り知れません。しかし、礼拝や信仰者の交わりをオンラインのみで継続していくことは、本来のものを超える価値はないな、と感じています。
 無観客試合が続く海外のサッカーを観戦しながら、いつになったら以前の活気が戻るのだろうかと不安になります。これが日常化しないことを願うばかりです。何よりも、感染された方々の癒やしと、そのご家族や関係のあった方々の不安が取り除かれますように。切に、お祈りいたします。