156センチの視線

11月29日「神の眼差し」

 息子や娘と一緒に寝るとき、一人で寝るよりも寝不足になりがちです。なぜなら、あっちこっちと動くからです。まるで時計の針のように、一回転してみたり、布団を蹴飛ばし、お腹を出しているために、布団をかけ直してあげなければなりません。その度毎に目が覚めるのですが、我関せず、と眠ったままの寝顔を見ると、その可愛さに卒倒しそうになり、眺めているうちにさらに寝不足になるのです。
 愛する我が子の寝顔を見ていると、父なる神の気持ちが分かってくるような気がします。「見よ、イスラエルを見守る方は まどろむことなく、眠ることもない。」(詩篇121:4)起きているときも寝ているときも、変わらずに見守っていてくださる神は、罪人である私が我が子に注ぐ愛とは比べ物にならないほどの愛を注いでくださる。息子が起きてはしゃいでいる時は、早く寝てくれ〜、と思いつつ、寝ている時は顔にいたずらをしてみたくなる。そんな条件付きの愛ではなく、無条件の愛なのです。
 その方の愛を受け入れてから、与えられたものが周りにたくさんあります。この寝顔もその一つです。神が予め準備し、与えようとしていた計画の壮大さに圧倒されます。まだ終わりではありません。神の計画は永遠に進行中なのですから。