156センチの視線

2月7日「弟子の派遣」

 いつも教誨師の働きのためにお祈りくださり、心から感謝いたします。
 先週、出所を控えたお一人の受刑者の方のために、刑務所内の聖書クラスの参加者全員で祈りをささげました。
 祈り終わったあと、私はその方に感謝をお伝えしました。「私が教誨師としてこのクラスを担当するようになって、2回目。まだ駆け出しもいいところ。その時、クラスが終わってから、あなたが私のところに来て、『今日のお話感動しました。』とおっしゃってくださったことが、私にとってどれほど力になったか知れません。何よりも、『私もキリストを信じて生きていきたいです。』とおっしゃってくださったことが本当に嬉しかったです。これからは以前とは違います。今度はイエス様と一緒に出ていきます。だから何があっても大丈夫です。本当におめでとうございます。今までありがとうございました。」
 クラス内が聖霊の臨在に包まれていることを感じました。他の方からも、「おめでとう」「ありがとう」という言葉が溢れました。
 最後にその方が言いました。「聖書のこと、神様のことが本当によく分かりました。出たら必ず連絡します。」
 主の弟子が今、世に放たれます。