宣教

6月6日「方向転換への招き」

ルカ5:27〜32
 主イエスが好きな言葉があります。それは「Follow me」です。私たちの主は招く神です。いつの時代も、どんな人にも、招きの声をかけておられます。
 神の声に従って、招きを受け入れた人の人生は大きく変えられていきました。聖書の登場人物のすべてが、神の招きを受けました。しかし、その招きを受け入れるか受け入れないかで、その後の展開は大きく異なったものとなったのです。
 主イエスと出会うまで、レビは徴税人でした。それは、同胞から金銭を巻き上げるような生活であり、周囲から蔑まれる存在でした。そんな彼にも声がかかるのです。「わたしに従いなさい。」
 彼のとった態度は驚くべきものでした。なんと、「何もかも捨てて立ち上がり、イエスに従った。」と聖書に記されているのです。
 人生の主を神に置き換える作業は平坦ではありません。ほとんどの人は、自分の人生の主は自分なのです。ですから、その王座を神に明け渡すことは容易ではなく、全てを捨てるような覚悟が必要だと聖書は語るのです。しかし、もしあなたがそれでも主をお迎えしようと決めたなら、罪人として迎える結果とは別の景色を見ることになるでしょう。