宣教

8月15日「何と戦っていますか?」

歴代誌下20:13〜17
 その日、ユダの国に大軍が押し寄せていた。ヨシャファト王は、その現実を前にして何をしたのでしょうか。そうです。彼は神の前に進み出て、祈るという行動に出ました。それは嘆きに似たものであり、完全に白旗を上げている様子が伺えます。しかし、神のみわざはそこからスタートするのです。
 さて、神からの応答は次のようなものでした。「この大軍を前にしても恐れるな。おじけるな。これはあなたたちの戦いではなく、神の戦いである。」(15節)
 今、あなたには戦いがありますか?それは、病でしょうか、経済的な問題でしょうか、人生の課題でしょうか。私たちには様々な問題や課題が出ては消え、消えては出てくるものです。一般的には、それらの問題はその人の問題であって、その人固有の戦いと言えるかもしれません。しかし、主なる神は、その数々の問題を、「神の戦い」だと言うのです。
 しかし同時に、神はユダの人々にそのままボーッとしていれば良いとはおっしゃいませんでした。神が人々に求めたものも、やはり戦いでしたが、それは彼らが思い描いていた戦いとは全く別の戦いでした。
 自力で解決不可能な問題があったとしても、なかったとしても、神が求めておられる戦い、それは、一体何なのでしょうか?